コミケは祝祭空間であり、「自治共和国」としての森川嘉一郎氏のガバナンスがしっかりしているので都条例の対象とならない。そもそも「図書類の発行、販売又は貸付けを業とする者」(7条)に当たらない。『思想地図β』鼎談の読者の皆さん、追加です。続く
http://twitter.com/inosenaoki/status/36450461636624384
誤解があるといけないので。私はコミックマーケット準備会のスタッフではなく、サークル参加者です。東氏の紹介で関心を持たれた猪瀬氏が、米沢嘉博記念図書館に来られ、当館でのコミケの展示に対する質問に対し、ボランティアによってしっかりとした運営が成されている旨説明しました。それだけです。
以前に「猪瀬氏にはインターネットやらせちゃいけない」って書いたんですが、自らが理解の浅さを知らしめる発言を繰り返しているばかりなのがどうにもこうにも。こんな浅薄な人でも副知事にはなれるのかって言う苦笑を通り越して、失笑しか浮かばないです。そもそも、まず森川氏とコミケの関係を理解していないと言うよりも、コミケがどんな物なのかの理解がされていない様に伺えます。その上で、森川氏とコミケの関係を曲解してはばからない。石原は他人を理解しようともしない独裁者だけど、猪瀬は自分が理解した気になっているだけの浅薄な人と言う印象を強くするだけです。繰り返しますが、猪瀬はこの条例に関して何の権限も、義務も持たないのであって、施行時にはただのおじさんだと言うことを、自分自身で理解してないんじゃないでしょうか?猪瀬がこんなに浅薄な人物ならば、さっさと引導を渡してしまいたいと思いますね。そして、ただのおじさんになってから、自分に何の権限もないのだと言うことを思い知ってもらいたい。まぁ、自覚してないんで、どうしようもないとは思いますが。もしかすると、この条例を一番理解していないのは、石原/猪瀬のコンビなのかもしれません。そもそも、「祝祭空間だから」って言うのは何の理由にもなっていないです。悪い見方をすれば、コミケの経済効果は生かしたいので、特例措置にすると言っている様にも見えます。ただ、これは都としての意見ではなく、猪瀬個人の意見であって、副知事としての意見ですらないと言うのが腹立たしいことですが。
ちなみに、コミケット一回分の経済効果は100億円単位だと言うのが定説です。それだけの経済的効果が、もっとも人がいない時期にもたらされる訳で、単純な金額以上の効果がある訳です。しかも、ほとんど事故等が起こっていない現実を考えると、こういう「都合のいい金づるを他県に渡したくない」と考えるのは道理でしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿