2010年12月30日木曜日

徹底抗戦を

現在、株価が低迷しているスクエアエニックスは、東京国際アニメフェア2011への参加を決めていたらしいのですが、営業最終日でのゲーム規制話に大慌ての様です。情報の確認もとれないと言う事で、出展そのものを再検討するかもしれません。もっとも、同社の参加は角川書店等の離反後と言う話もありますので、出展企業の中でもかなり名の通った企業の一社だったはずです。「やっぱ、やめた」とかいう事態になったら、それこそ目玉の企業が皆無になります。なにしろ、ピカチュウを始めとしたポケモンの権利を持っているのがメディアファクトリーなので、子供向けアニメの主力がTAF2011不参加と言う事になりますから、日本を代表するアニメのほとんどがTAF2011に参加しない事になってますから。個人的にはキャンセルしていただいて、アニメコンテンツエキスポに参加してほしいものだと。少なくとも、東京都が主催あるいは共催する様な各種のイベントに於いては、アニメ/コミック/ゲームの各業界の協力は得られなくなるでしょうね。
前にも書きましたが、アニメ/マンガ等の企業/業界団体のかなりの数が徹底抗戦体制に入っている様ですし、これでゲーム業界も徹底抗戦のスタイルに入るでしょう。どんなゲームであっても、某かの理由をつけて規制される可能性がある訳で、そんな中では何も出来なくなりますからね。
しかし、2ちゃんにも大量の中の人がカキコしてますねぇ。バレバレになっているのがわからんのでしょうか?

2010年12月29日水曜日

実は何も考えてないの?

都の連中って、実は何も考えてないんじゃないかと思う今日この頃。先頃、ゲームについても出版と同じ様な規制がかかる事が発表された訳ですが、こんな事をしたら、開催が絶望視されている東京国際アニメフェア2011にかろうじて開催委員として残っているバンダイナムコゲームスとコナミデジタルエンターテインメントの2社がへそを曲げるのが眼に見えている訳で、この2社を始めとしたゲーム関連の出展がなくなるのは火を見るよりも明らかです。多分、両社共に大慌てで対応を協議しているのではないかと。彼らを怒らせて、東京国際アニメフェア2011の開催を止める事が、都側のやりたい事なのかと思ったりしますけど。事務局担当の日本動画協会が見積もった2/3程度に減少と言うのは、こうなってしまうと控えめな数字になる可能性が高いです。そりゃそうでしょう、自主規制してレーティングとゾーニングを行なってきた訳ですから、今更言われる様な事ではないと言うのはあります。このようなでたらめな運用がなされる事を一番恐れていた訳ですが、それが現実になると、これはもう笑うしかないです。
その都から、我々の世代には馴染み深い川崎のぼる先生に、TAF2011で偉業を讃える賞を出そうとしたらしいのですが、その川崎先生は日本漫画協会理事の里中満智子先生に相談。里中先生は「最終的には個人の判断」としながら、現在の青少年健全育成条例修正案の件を説明したのだそうです。結果、川崎先生は受賞を辞退。都からは「別の日でも」と説得があったらしいのですが、川崎先生はこれを断ったそうです。ここでも都のメンツは丸つぶれ。ただ、情報元が「秋田書店の赤い核実験場」とまで呼ばれるチャンピオンREDの編集と言うのが、ちょっと胡散臭さを伴ってますが。川崎先生絡みで言えば、先日、前橋市の児童相談所の玄関先に、タイガーマスクの本名である「伊達直人」の名前で贈られたランドセル。噂では30代半ばの男性が購入したらしいとの事ですが、伊達直人の名前を使うところがマニアックで、すばらしい事だと思います。現代のリアル「伊達直人」と思います。
本日、コミケ会場で某ゲームプロデューサにお会いして話を伺ったんですが、いくつかの漫画/アニメ関連の団体は徹底抗戦の構えにはいりつつある様です。来年早々にもかなり大きな動きがあるかも知れません。

ゲーム業界は腹いせで規制されるのか?

青少年健全育成条例修正案により、本来の目的とは全く違う業界であったゲームについても同じ規制がかけられると打ち出しています。CERO等による自主規制を行なっているゲーム業界に対しても公権力が介入すると言う事になり、当初言っていた「出版云々」とは全く違う姿勢を示しています。やっぱり、公権力による介入を前提として、まずは出版、次はゲームと行っている感があります。東京国際アニメフェアの開催がっ絶望視されている中、アニメコンテンツエキスポが幕張メッセで開催されると言う発表もあり、まさか腹いせで規制を発表したと言う訳ではないでしょうが、これは違憲と言うよりも独裁の領域にはいる物です。次に組織されるのは秘密警察とかSSですか?多分、その次は規制と言う文字から外れているところで、「過激な衣装は無闇に性衝動を促進する」とか理由をつけてファッション業界とか、「食育に基づいた指導をしていないのは健全な育成に不適当」とかで食品関係とか。いまとなっては、全くあり得ないと言えないところが何ともはやです。
なんか、リアル図書館戦争/第二次ハレンチ大戦争と言うよりも、石原=ヒットラー=慎太郎都知事(都知事と書いて総統と読む)の暴走が始まった様な感があります。誰か、病院に強制入院させてあげた方がいいんじゃないですか?

アニメコンテンツエキスポ開催へ

角川書店からアニメコンテンツエキスポの開催がアナウンスされています。それも、「東京国際アニメフェア」の一般公開日にあわせて、千葉県は幕張メッセで開催されます。東京国際アニメフェアの「歴史や意義についてはこれを高く評価」するとしたのは、青少年健全育成条例修正案に抗議をした同フェア事務局の日本動画協会に配慮した言葉でしょう。これは数々の差別発言が取り上げられる石原都知事や、不快極まりない三原まさつぐ都議の言動など、修正賛成派の異常なまでの反対派排除行動からすると、至極まともに見えたりします。幕張メッセ側としても、稼働率が低い中で大人数の動員が見込まれるイベントはありがたかったのではないかと。
アニメコンテンツエキスポ自体は角川書店以外にアニプレックス、アニメイト、キングレコード、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン、フロンティアワークス、マーベラスエンターテイメント、メディアファクトリー等が名を連ねており、来年から参加各社の取り込みを始める様です。このうち、アニプレックス/キングレコードは実行委員にもなっており、造反組がさらに増えた形になります。これで、コミック10社会がそちらに加わったならば、「実質的に開催不能」どころか、東京国際アニメフェアはゴーストタウン化するのではないかと思われます。少なくとも、来年に吠え面かくのは石原都知事、と。ザマミロとか思ったりもしますがね。
そもそも、コンテンツの制限を厳しくすれば、描く意欲なんてなくなるって言うのが想像できないんでしょうか?しかも、コンテンツの制限は厳しくするが、利益だけはあげろなんて言う理不尽な要求だけをしてきた訳で、造反者が増えるのは当たり前かと。

2010年12月28日火曜日

三原まさつぐ、ブログにコメント規制中

ついに、ブログコメントを規制する様になりましたね。
自分が謝らなければならないにも関わらず、ブログコメントの書き込みを規制を設定して、これ以上のコメントがつかない様にしたようです。さすがは規制賛成派。自分が責めを負わない様に、これ以上の自分の経歴に傷がつかない様に、外部からの意見を聞かない様にしたようです。こういう事をするから、規制賛成派を信用する事ができないんですよ。
こんな都議を信用してはいけないですね。あっさりと自分の支援者を裏切る類いの輩ですよ。