2010年12月18日土曜日

差別する人達

どうして規制を推進する人達って言うのは、自分たちと意見が異なる人がいると言うことを認められないんでしょう。そして、何の根拠も無く、すぐに遺伝子異常者等と決め付けるんでしょう?他人を理解しようとせず、明らかに格下の者と区別して、蔑むのは人としてどうかと思います。これは石原=差別主義者=慎太郎氏に限らず、今回の改正案を提案した委員の方々でもそうなのですから、そう言う方々が運用する改悪案がまともであると信じられる根拠は皆無でしょう。付帯決議は、おそらくは重要視されず、拡大解釈の方向に進むだけだと思います。
こういう差別主義の人達こそ、遺伝子に異常があるんじゃないですか?根拠はないけれど(笑)。
副知事の猪瀬=無責任発言=直樹氏も、Twitterで無責任な発言を繰り返してますしね。
猪瀬副知事発言またまた物議 「近親相姦マンガも傑作ならOK」
「傑作」って誰が判断するんですか?この人、「傑作だったら条例なんかは適用されない」なんて無責任なことを言ってますけど、傑作でなかったら適用されると言うことですよね。また、傑作と言うのは評価基準等はありませんし、クリエータにとっては自作はすべて傑作なんじゃないでしょうか?それと、何を根拠にして「運用は慎重に行なうから大丈夫だ」と言い切れるんでしょう?猪瀬=無責任発言=直樹氏は、規制を行なうかどうかの判断をする立場じゃないでしょう。副知事辞めたら、そこら辺にいるオッサンと大差ないですし。この人、自分が何の立場で発言しているのか分かってないんじゃないでしょうか。無責任に根拠のない発言を繰り返しているのは、副知事としての品位に欠ける行為だと思いますがね。
まぁ、石原=差別主義者=慎太郎氏は「吠え面かくなよ」なんて発言している時点で、独裁者から街のチンピラレベルに格が下がってます(笑)。どこの低レベルのロープレだよって感じですね。

2010年12月16日木曜日

もう、アキバ国際アニメフェアでもやったらいいんじゃない?

東京都青少年健全育成条例改悪案が可決された以上、どうしようもならないのはわかっているんですが。石原都知事の繰り返される差別的発言を見るに付け、こいつは人として許してはいけない様にも思います。また、このような差別的発言をする人たちが審査する以上は、恣意的どころか、一方的に判断される可能性が高いです。多分、彼らから見れば、付帯決議なんてあってなきがごとき物でしょう。本題とは関係ないのですが、可決後にマスコミの記事が「性描写規制は当たり前だ」等と多くなっているのは、やはり大本営発表しか出来ないからなんでしょうねぇ。以前に、某新聞社の記者だか編集長が、「我々が正義だ」みたいな事をおっしゃってましたけど、貴方たちが正義なのではなく、より力の強そうなところに媚を売っているだけなんですよ。
さて、素人考えの上に、実現可能なのかどうかもわからないのですが。注目の東京国際アニメフェアではコミック10社会が参加/協力を拒否した上で、これらの企業が持つコンテンツの上映ですら危ぶまれているんですが、いっその事、同日別会場で独自のアニメイベントをぶち上げてはどうなんでしょう?例えば、来年から日曜午後の歩行者天国が再開される事が発表されている秋葉原。アニメやコミックスに関連するショップが多い事が理由としてあげられます。もっとも、大きなイベント会場なんてのはUDX2階のフロアとベルサール秋葉原の地下一階/一階/二階と非常に狭いのが難点ではありますが。特別措置で土日に歩行者天国を実施してもらう事で、両会場間の行き来は確保できると思うのです。物販に関しては、やはりアニメショップ等の協力を得て行う事も可能でしょう。労力は大変な者になりますが。どなたかイベンターの方、検討していただけないでしょうか?例えば、角川書店/集英社/小学館/講談社等のコンテンツが、ここでしか上映されないとなったら、集客力はかなり上がりますから。
もちろん、周囲に同人ショップ等が多い事もわかってはいますが、そこはソーニングをきっちりとしていただく、と。あとは、万世橋警察署と千代田区、秋葉原電気振興会等周辺の協力が得られれば問題ないんじゃないかと。差別主義者の現都知事と副知事には、招待状でも出しておくくらいでいいんじゃないでしょうか?
いつの時代でもエロが規制されると、戦争のにおひが漂ってくる様な気がする…。

2010年12月15日水曜日

改正案可決です

残念ながら可決されました。これで、戦前/戦中の大検閲&思想統制時代に逆戻りです。次の改正では、さらに一段と厳しい条件が付けられて、事前審査等が義務づけられるのかもしれません。付帯決議には何ら法的拘束力はありませんし、歯止めになるものもありませんから。
反対に回ってくれた共産党並びに生活者ネットワークには深く感謝いたします。

「東京都青少年健全育成条例」でググると…

総理がブログで言及したり、東京国際アニメフェアがコミック10社会の拒絶を受けて空き枠の募集を開始したりと、事態は様々な方向に動きつつありますが。空き枠に応募したりすれば、一時的に「あそこがはいったんだ」と言う話題にはなるものの、心証が良いとは思えませんから、相当な覚悟で臨まなければならんでしょう。
「東京都青少年健全育成条例」でググると、いろいろと面白い記事がでてきます。その中で比較的多いのが、新聞及びテレビ局等による「過激な性描写の漫画規制」と言うタイトルの記事です。いまの状態を良しとする訳ではないのですが、今回の改正案は明らかに本来の目的とは異なる、憲法違反にも繋がる内容なので、あってはならない改正案だと思ってます。まぁ、新聞だと社説等では批判的な記事があったりするので、どちらにも受けが良い様にしているのかもしれませんが。「過激な性描写の漫画規制」と言うのは、実はもっとも目立ち易いところなのですが、一面に過ぎません。もっと重要なのは、その後ろに隠されている表現の自由に対する規制なのですが、特にテレビ局の記事やYouTube等の動画ニュースでは、ことさらにこの面が強調されています。視聴率を上げるためのテレビ屋さんが考え易い事なのだと思いますが、あまりにも一方的に過ぎ、その後ろにある表現に対する規制と言う本筋を隠している訳としか言えない訳です。未だに大本営発表とそれに追従した記事しかできないレベルなので、「だからマスゴミは信用できねぇ」って言うのはあるんですが。まぁ、大多数のマスゴミにすれば、視聴者や読者の意見と言うのは、紙面や番組に反映させるものではないのかもしれませんけど。
一番笑ったのは、「条例の拡大解釈ができるのなら、縮小解釈もできるだろう」と言う主張をしたどこぞの大学の経営戦略の教授の記事。すべての法律/条例と言うのは拡大解釈が可能な様に曖昧に作るのが当たり前で、ちょっと法律をかじったレベルの学生でも、それくらいは分かりますよ。自分の専門外の事になるとここまで頭が回らないのかと、苦笑を通り越して、失笑してしまいました。それ以外の部分には賛同できるところもあったんですが、そこだけですべて台無し。

2010年12月13日月曜日

東京国際アニメフェア2011は行く価値なしに!

委員会で可決されてしまった以上は、これをひっくり返すのはかなり厳しい訳です…。
それはそれとして、抗議になるかどうかは分からないながら、あらたな規制反対派の動きが出始めています。まず、Pixivですが、商標権表記の中からTOKYO,JAPANの表記を消したそうです。理由等の発表はありませんでしたが、時期が時期だと言う事と、今回の規制がインターネットにまで及ぶ事から、もっとも影響を受けるだろうサイトであるのは間違いなく、消極的ながらも反対の意を唱えたのだと解釈できます。また、東京国際アニメフェア2011への協力を断固拒否した集英社ですが、やはりというか、同社雑誌掲載作品のアニメ化作品の出展もダメと言う事にする様です。元々、集英社自身は出展していないので、経済的打撃は少ないのですが。この辺り、各種ニュースサイトによって微妙に変わるのですが、軽いところでは「制作会社に要請」、時事通信では「出展を認めない」と厳しい口調になっています。コミック10社会として歩調を合わせてくれると、東京国際アニメフェア2011は大打撃になるでしょうねぇ。人気作品が一切出展されなくなる訳ですから、制作会社も出展する意味がなくなるでしょうし。
でも、一切の犯罪について漫画化する事ができなくなるのはおかしな話です。漫画を読む人間は下劣な人間だと言うのが石原都知事の考え方の様ですが、自分が書いた小説だって下劣な人間の事しかかいていない様に思いますけどねぇ。