2010年12月29日水曜日

アニメコンテンツエキスポ開催へ

角川書店からアニメコンテンツエキスポの開催がアナウンスされています。それも、「東京国際アニメフェア」の一般公開日にあわせて、千葉県は幕張メッセで開催されます。東京国際アニメフェアの「歴史や意義についてはこれを高く評価」するとしたのは、青少年健全育成条例修正案に抗議をした同フェア事務局の日本動画協会に配慮した言葉でしょう。これは数々の差別発言が取り上げられる石原都知事や、不快極まりない三原まさつぐ都議の言動など、修正賛成派の異常なまでの反対派排除行動からすると、至極まともに見えたりします。幕張メッセ側としても、稼働率が低い中で大人数の動員が見込まれるイベントはありがたかったのではないかと。
アニメコンテンツエキスポ自体は角川書店以外にアニプレックス、アニメイト、キングレコード、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン、フロンティアワークス、マーベラスエンターテイメント、メディアファクトリー等が名を連ねており、来年から参加各社の取り込みを始める様です。このうち、アニプレックス/キングレコードは実行委員にもなっており、造反組がさらに増えた形になります。これで、コミック10社会がそちらに加わったならば、「実質的に開催不能」どころか、東京国際アニメフェアはゴーストタウン化するのではないかと思われます。少なくとも、来年に吠え面かくのは石原都知事、と。ザマミロとか思ったりもしますがね。
そもそも、コンテンツの制限を厳しくすれば、描く意欲なんてなくなるって言うのが想像できないんでしょうか?しかも、コンテンツの制限は厳しくするが、利益だけはあげろなんて言う理不尽な要求だけをしてきた訳で、造反者が増えるのは当たり前かと。

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