2010年12月23日木曜日

東京国際アニメフェアは開催できるのか?

東京国際アニメフェアは東京都が主催しているのですが、コミック10社会の参加拒否により、開催が危ぶまれていた訳です。で、事務局を受任している日本動画協会から声明(PDF)が出されており、コミック10社会を支持するが、同時に参加と協力の拒絶により、東京国際アニメフェア2011が実質的には開催が不可能な状態にあり、失敗に終わるだろう事を示唆しています。今後の大幅な出展撤回があり得るだろうとした上で、規模も前年の2/3程度にしかならないだろうとしています。目玉のコンテンツのほとんどが出展を拒否されるのならば、一般のお客さんもガタ減りでしょうから、少なくとも昨年実績を大幅に下回るのは確実、と。で、さらにこれを受けた形で、角川書店等で声明が発表されており、「ファンには申し訳ない」としています。集英社は先週にジャンプフェスをやってますし、他社も独自イベントに動いていると言う噂もありますので、東京国際アニメフェア2011に依存しない形でのイベントに移行する可能性もあります。この件に関して石原都知事の声明は発表されていませんが、誰がほえ面かくんでしょうかね?
今回の改悪に当たって、都の職員がPTAに対して「説明」を行なったと言う事実が発表されました。その回数、およそ81回にわたった訳ですが、ここでちょっと疑問が指摘されています。公務員と言うのは、政治活動についてはかなり厳しく制限されていますが、それに引っかかってないかってことです。さらに、この「説明」が一面しか説明されていなかった様ですので、まずこの改悪案を通すために、何も分からないPTAをだました様な言動をとった疑惑があります。別の見方をすれば、改悪する事を前提として、もっとも危ないところを隠したんじゃないでしょうか?恣意的な判断をするために、その部分を隠して説明すると言う恣意的な情報提供を行なった訳で、こういう事をしている以上は恣意的な判断が行なわれると言うのが前提としてある様に思います。
そうそう、例の三原まさつぐ都議のサイトですが、いまは復帰しています。大量に付けられたコメントに対しては無視を決め込む様ですので、言動不一致を素でやれる方みたいです。ただ、元記事も、コメントも削除もしていないので、足立区民からの信用ががた落ちなのは必至ですね。この方、過去にも都議と言う立場にいるとは思えない言動が目立ちますので、所属する自民党からどう思われているのか知りたいところです。今回の件で、大量にメールが行っていると思いますし。公人として表明していい事と悪い事の判断ができない、石原都知事と同じレベルの人間である事は間違いなさそうです。こんな人達が都議会にいるなんて言うのは、恥以外の何者でもないですね。

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